2008年7月15日 (火)

東京写真美術館

080713_2 7月13日に東京写真美術館へ行ってきました。7月12日に所用にて東京へ行った際に寄ってきました。行けば必ず何かしら面白い企画があります。ここへ行けば時間はどれだけあってもありません。
写真にはその日の企画展入場券3枚です。
報道写真展はやはり戦争と難民が中心となります。とても新聞等では出せないような生々しい写真が多数ありました。平和な国がわずかな間に戦渦に巻き込まれることは珍しいことではありません。このまま日本も平和な国であってくれればよいのですが。
ビジョンズ オブ アメリカ はその第1部として1893年ー1917年の写真が集めてあります。ダゲレオタイプ(銀板写真)といった手法で作られた写真は、何となく最近のホログラムに似た感じもあって立体感があり、とても古い写真技法とは思えない味わいがあります。今後第2部・第3部と続きますが楽しみです。http://www.syabi.com/index.shtml

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2008年6月30日 (月)

ワーキングプア

Photo先日、富山市救急医療センターの当直の時に読んでいました。
『ワーキングプア』すなわち働く貧困層、wikipediaではワーキング プア(working poor)は、正社員並みに、あるいは正社員としてフルタイムで働いても、ギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準以下の収入しか得られない就労者の社会層のことであると定義されています。
 若年であっても、アルバイトやハケンで暮らす。もしくは50才以上で定職を失えばこの層へ入ってしまうかも知れません。一度落ちればはい上がることの困難な世界。そもそも社会に余裕がなさ過ぎるために、どの層であろうと上に這い上がる程の余裕は誰にも無いのかも知れません。小泉元総理大臣と自民党と、一部の超勝ち組経済人が発言力を持つ経済財政諮問会議によって作り上げられた現在の格差社会は、日本を良くしたのでしょうか。この小泉内閣では自民党と公明党の強行採決によって後期高齢者医療制度も作られています。ワーキングプアを作り出し、さらには75才以上をも貧困層に引き入れようとしているのではと思います。今、政府や与党から盛んに後期高齢者医療制度の改善を促す声が上がっていますが、その議員の方々は確か議案には賛成していたのではないでしょうか。選挙目当てでいろいろな言葉が聞こえてきますが、その事を忘れることは困難でしょう。
遅くとも来年には選挙がありますが、誰を信じて応援すればよいのか、たいへん重要な問題です。

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2008年6月26日 (木)

電子カルテ導入

1ひさしぶりのブログです。最近1ヶ月はかなり忙しい日が続いていました。
医院にとって大きな変化として5月16日午後から今までの紙カルテを電子カルテに移行しました。当初は平行して運用する予定だったのですが、電子カルテ・紙カルテ両方には記載する時間のある訳もなく、一気に電子カルテへ移行してしまいました。これで1ヶ月以上が過ぎようやく軌道に乗ってきました。写真の左側が電子カルテ、右側は検査データーの管理システム(富山市医師会健康管理センタ=で作成した診療工房)やインターネットへの接続など、種々の業務をこなしているパソコンです。2台のパソコンは連携しており、電子カルテで患者さんのカルテを開くと右側のパソコンにその患者さんの検査データーや内視鏡写真・心電図などが現れます。この事によってこれからの患者さんのデーター管理が容易になるものと考えています。最大の利点は、カルテの記載が後から自分でも読めることでしょうか?!。

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2008年5月13日 (火)

インフルエンザ

Infa 富山市では最近インフルエンザが流行しています。当院でも2日連続インフルエンザが検出されました。予防接種の効果も接種後の時間がたっているために当てにはならず、一部の学校で流行しているようです。昨年は4月には何人か診断しましたが、5月の中旬にインフルエンザを連日診断すると言うことは珍しいことです。
写真はインフルエンザの診断キットの結果です。真ん中の青い線の右側にA型インフルエンザを示す赤い線が出ています。

 最近は暑かったり寒かったりで、かぜの流行も終わりません。ちょっと1枚着たり脱いだり、調節にも気を配った方がよいのかも知れません。

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2008年4月28日 (月)

上越水族博物館

Jyouetsu日曜日の午後からこどもを連れて上越水族博物館へ行ってきました。自宅を出たのが13:40分頃、帰宅時間は19時過ぎ。上越市までは北陸自動車道で片道1.5時間くらいでした。
昔から水族館が好きです。こどもも喜びます。富山付近には魚津・能登島・上越と3館あり時々行きます。魚津と上越は何となく雰囲気も似ていて、30年前の修学旅行用観光地風です。ただどちらも熱心な館員に支えられてか、いろいろ企画があります。上越には確かイルカがと思って行ったのですが、いませんでした。
写真は上越水族館の大水槽です。見ていると飽きませんね。魚津のようにトンネルはありませんが、大水槽は大きなもので、周囲も広さに余裕があり、ボーと眺めているには適当です。企画としてナマコが揃えてありましたが、しばらく食べたいとは思わないかも知れません。
なんとなくあわただしい余裕のない世の中ですが、水槽の中はきっと昔と変わらず、ゆったりとした時間が流れているようです。水族館が好きなのはその慌ただしさとは無縁の雰囲気なのかも知れません。

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2008年4月19日 (土)

MRワクチン(麻しん・風しん)

Mirubig最近、大学などで麻疹(はしか)の流行のニュースを聞いたことがあると思います。日本は先進国の中では珍しい麻疹の流行地区なのです。特に麻しんはインフルエンザなどに比べても極めて感染力が強い病気です。流行の原因としては、幼小児期に受けたワクチンによる免疫の低下やそもそもワクチンの接種を行っていなかったことなどがあるようです。本年4月1日より5年間に限って中学1年生(第3期)・高校3年生(第4期)のMR(麻しん風しん)ワクチンの接種が行われることになりました。以上により平成24年には大学4年生相当の年齢以下の方についてはすべて麻しん風しんワクチンが2回接種する機会が与えられたことになります。自費でも受けることは可能ですが、比較的高価なワクチンでもあり、機会を逃さないようにしましょう。

 日本はワクチン接種を受けていない子供やその親に対して寛容な国家ですが、諸外国(特に先進国)では、学校への入学を拒否することもあるとのことです。日本でも学校など手段での生活や不特定多数と接する職業などの場合には特に注意が必要と考えられます。

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2008年4月17日 (木)

後期高齢者医療制度2

Ibaragi後期高齢者医療制度の混乱が毎日報道されています。このポスターは茨城県医師会が作成し、現在の後期高齢者医療制度の問題点を簡明に示してあります。
厚生労働省は、保険料は下がる(はず?)、自由に受診できる、年金からの天引きはお年寄りへの親切のため!、今まで通り自由に医療機関にかかれますと宣伝しています。しかし、この法律には目的は医療費を財政と均衡させることが目的であることが明記され、保険料は医療費の増大に合わせて自動的に上がる、後期高齢者診療料を算定された医療機関以外にはかかりにくくする仕組み、さらには高齢者であっても保険料を滞納すると保険証を取り上げる仕組みが入っています。
自民党・公明党が強行採決までして作った制度ですが、どの様に良いことをささやかれても、法律に医療費を財政と均衡させること・医療費を削減することが目的であることを明記している以上、後期高齢者にとって本当に良い制度であるのかは明らかと思います。

もっと恐ろしいことは、後期高齢者や65才以上の障害者を若い世代から切り離した医療制度にすること・・・将来若い世代と同じ医療が受けられるのか、それともコストを切り詰められた医療の対象となり、もうこれまでですよと言われるのか、実はそこが大きな心配です。

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2008年4月14日 (月)

後期高齢者医療制度

4月1日から後期高齢者医療制度が始まりました。連日ニュースではその混乱が伝えられています。いつの間にか制度が決定されており、余り話題には上っていませんでした。小泉内閣の時に自民党と公明党の強行採決によって決定していたようです。余り話題に上っていなかったのも当然と思います。明らかに75才以上にとっては大きな不利益になる制度ですし、与党にとっては触れたくない話題だったのでしょう。人口の高齢化により増加する社会保障費を毎年2200億円ずつ削減することが政府・自民党・公明党・経済財政諮問会議等により決められています。そのためには老人を一般の保険から切り離し、別立てにすることによって老人医療を徹底して抑制することが必要なのでしょう。今後は老人の療養のための病院等は半減となり、今までの保険からも老人は切り離される。政府は「長寿医療制度」といっていますが、その「長寿」と言う言葉には残念ながら朗らかな響きは無さそうです。どちらにせよ医療と介護は崩壊の危機にあり、年金は大混乱に陥っています。将来何に希望を抱いて生きていくのか・・・本当に厳しい時代になりました。
しかし、この厳しい世の中も、前回衆議院選挙で自民党・公明党の与党を大勝させた多数の国民の意思であり文句も言えません。少なくとも与党に投票した方はご自身の選択なので我慢しなければ。

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2008年4月 1日 (火)

食塩と脳卒中

Img2(図表はクリックで拡大します)

塩分摂取(食塩 )と高血圧や脳卒中については昔から盛んに言われています。ではどの程度なのか?
左の図表はWHOの研究での食塩摂取量と脳卒中死亡率の関係を見たものです。この図での24時間尿中塩分排出量はほぼ24時間の食塩摂取量に相当します。

日本人でも沖縄は約9g、別府で12g、なんと我が富山県では14g強となっており沖縄の1.5倍でした。この表に見られるとおり人種に関係なく食塩と脳卒中は一定の相関関係があることは明らかです。
塩分(食塩)摂取量を減らすことが、将来の脳卒中を予防するために重要なことです。当院の患者さんでも多数の脳卒中の発症があります。みていると多分に自業自得な部分があります。ただし、自業自得と言っても自得の自は自分だけでなく自分の家族をも巻き込んでいることに注意です。自分の健康も守り、家族の生活も守る、塩分摂取に気を付けましょう。(と、自分にも言い聞かせていますが、実行のなんと難しいことか!!)

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2008年3月23日 (日)

ISLS(脳卒中初期)研修会

Isls_2  これは脳卒中初期診療を目的とした研修会のテキストです。今日はその研修会がありました。。最近の研修は講義を聴く形式ではなく、模擬患者や機器を使ってのシミュレーションが主体になります。それだけに緊張します。講義ばかりでは睡魔との戦いになることもありますが、シミュレーション形式(とくに他のメンバーに見られながらの)では緊張も続きつかれますが、1時間本を読むよりは10分間研修を受ける方がよほど役に立ちそうです。

 2006年にACLS、先月には外傷初期診療、今回は脳卒中初期診療の研修を受けていますが、これらの研修は富山大学附属病院救急部を中心として、医師・看護師・救命救急士・学生からなるボランティアのインストラクターによって運営されています。休日にその様なボランティアをしていただくスタッフの方々には感謝!感謝!です。医師向けばかりではなく、今回は看護師・救命救急士への研修もほぼ同じ内容で行われていました。
 日本では全て医師が関与しなければなりませんが、アメリカなどでは充分に教育された看護師・救命救急士が各々の専門分野においては高度の救急処置等行う資格が与えられています。各々の狭い分野においては、充分に教育されたスタッフの方が一般の医師よりはより良い判断をできる可能性も大きいと思います。まず現場に到着する救命救急士や医療・介護の現場にいる看護師が各々に与えられた資格の範囲において独立して救急処置などの医療を行えるようになれば、きわめて有益なものと考えられます。

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