財政制度等審議会
最近新聞に「財政制度等審議会」というキーワードが良く出てきます。財務省の審議会で財政の方針を決める審議会とのことです。基本的には財政の支出を抑制する答申を出すものと思いますが、その議事録の中でちょっと気にかかった部分があったので抜粋してみました。
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財政制度等審議会 財政制度分科会
財政構造改革部会 議事録
平成19年5月16日(水)13:00〜15:05
財務省第3特別会議室(本庁舎4階)
一部分だけ切り出すと、本来の主旨からずれることもあるので、その発言全文を出します。
岩 崎 慶 市 委員:(株)産業経済新聞社論説副委員長 (産経新聞を発行)
「〔 岩崎委員 〕 最近の医療制度改革というか医療問題の議論を聞いていると、どうも感情論に流され過ぎてはいないかという感じがするわけですね。それは人の命にかかわることですから、当然、感情的になるのはよくわかるけれども、例えば夕張の問題にしろ、夕張から総合病院がなくなってしまう、これは大問題だと。そうすると、みんな同情を買うわけですよね。だけど、隣の病院、隣の町に総合病院があれば、そこまで通ってもいいのではないのと。ナショナルミニマムから見ても、そんな問題なのかという気もするわけですよ。あと、一方では過疎地の医者がいなくなると。今、片山さんからもお話がありましたように、県の総合病院とかそっちの方に医者をどんどん吸い上げているんですかね。」
議事録は http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/gijiroku/zaiseib190516.htm
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確かに近くに総合病院があればそれでもいいのかなと思い、隣町の総合病院までどのくらいかかるのか調べてみました。これはgoogleのルート検索を使いました。
夕張駅から一番近くの総合病院に午前に受診するとして、公共交通機関では
1)JR石勝線・千歳行 乗車
7:08 夕張 発 8:07 追分(北海道) 着
2)次に乗り換え(待ち時間が長くて)
JR室蘭本線・岩見沢行乗換
9:06 追分(北海道) 発 9:28 栗山 着
栗山駅からはもし徒歩であれば15分とのことでした。JRの時間だけでも約2時間20分です。
午前中には次は8:30夕張駅発追分乗り換え11:39栗山駅着があるのみでなかなか隣町への通院も大変です。車の運転がままならない老人、もしくは厳しい冬の間は総合病院にかかる必要はないのでしょうか。田舎の人間は必要があれば(たとえ通院に片道2時間30分かかっても)隣町の病院にかかればよいと思っているのでしょう。
やはり地方を切り捨てるというのは、政府の共通認識なのかも知れないと疑ってしまいます。
また、この発言にお名前の出てくる片山さんというのは片山善博前鳥取県知事のことです。
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