2011年5月13日 (金)

「知の衰退」からいかに脱出するか?(大前研一)


知の衰退」からいかに脱出するか?(大前研一)
 先ほどからパラパラと読んでいました。初版は2009年1月なので少々古めではありますが、政治を先頭に衰退していく日本の国家が見えてきます。思考停止で物事を決められないと思いきや、思考せずに感覚で決めているのではないかと疑いたくなるような政府の決定。何かを始めようとすれば後からぼろぼろと齟齬が露呈する粗雑で浅い思考と判断。さらには誤りを認めない姑息な傲慢さ。21世紀前半において最大の斜陽国家に日本がなろうとするとは想像だにしていませんでした Chinosuitai090130


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2011年4月18日 (月)

「劣化する政治」鈴木棟一 ダイヤモンド社

Rekkasuruseiji

 日曜日にはこの本を読んでいました。
「劣化する政治」 鈴木棟一著 (ダイヤモンド社)
 安倍−福田−麻生−鳩山−管 の各政権の実情を書いてあります。発行が昨年8月5日なので、現在のそれこそ未曾有の天災と、その天災をさらに拡大させた人災については触れられていません。
 天災に対する対応の不適切により被害を拡大させ、さらには恒久化させることは、それこそ大きな人災と考えられます。

 自民党政権の最後の3代はそれこそ総理大臣が替わるにつれて負のスパイラルとでも言うべき悪循環でしたが、民主党政権になってその負のスパイラルが断ち切れたか否かは現在の状況を見て判断すべきことです。
 ただ、政権交代に大きく期待したことが(自分も含めてですが)、現在の未曾有の天災とさらなる人災に関わっているとすれば、その責任の一端は自分たちにもあると考えなければなりません。その後の状況が期待に応えるものであったか否かの評価を冷静に行ない、今後の責任ある政治的行動に結びつける必要があると思います。

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2010年3月21日 (日)

マスメディアの将来・クラウド

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 今日は寒い日でした。深夜から雨でしたが、まさか泥水が降ってくるとは・・・黄砂+雨天で降ってくる雨は泥水ですし、曇りといっても灰色の空ではなくて茶色の空でした。晴耕雨読ではありませんが、とりあえずは今日の読んだ本を。
 最近のマスメディア滅亡論はいよいよ現実のものとなりつつあるような気もします。2011年新聞・テレビ消滅は昨年7月に発簡されています。アメリカでは新聞の廃刊が続いているようです。身近なところでは北日本新聞の夕刊をが休止しました。うちでは自宅・父の家・診療所を併せて読売新聞・朝日新聞・富山新聞・北日本新聞×2とっていますが、そろそろ少し減らさなければとも思っています。どれを減らすかはその新聞の内容によります。全国紙は自分と主義主張が似ているかで、地方紙は内容の充実の度合いで決めることになりますが、結構差があります。ただし、新聞がいらなくなるとは今のところは思えません。やはり新聞の情報量は圧倒的であり、ネット上の簡略なニュースの情報とは一緒にはできません。
 テレビについては、最近ではテレビを見ることは少なくなりました。ネット上でTBSなどの動画ニュースサイトでニュースは見ますが、民放はほとんど見ません。どうせお笑い番組かいつも似たような顔ぶれの娯楽番組ばかりですし。NHKはニュースやドキュメンタリーぐらいは見ます。うちにあるテレビは買ってから18年ほどたっているのでデジタル移行時に廃棄でしょう。ノイズが入ってきれいには映らなくなっていますし。こちらは完全に衰退しているとの意見に賛成です。
 もう一冊のアップル、グーグル、マイクロソフトは良くある比較ものではありませんでした。クラウドをテーマとしてそれぞれの取り組みとその思想を解説してあります。アップルが題名の先頭ですが扱いは小さなものです。それは当然で最もクラウドには力を入れていないですし。ただ、iPadには興味があります。iPadがでてくればクラウドのアップルにおけるクラウドの重要性も増してくるのではと。
 あと、毎週送られてくる週間ダイアモンドも今日の雨読の種です。片山義博氏の連載は共感を覚えます。内容は政権党の国会議員の「振る舞い方」・「してはいけないこと」、いうなれば分別・品格を問題にしています。政権の交代があれば過去の政権とは違った政治になるのではと期待していましたが、その期待はどうなるのでしょうか。

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2009年2月23日 (月)

金融危機と不況

Pandora
不況は進行し内閣の支持率も落ちるところまで落ちています。ただ、ニュースを見ていると総理大臣の強気な言葉だけがむなしく響いています。今日も青森県で講演されたようですが、ニュースでみた会場は半分程が空席の様子で、ちょっと異様でした。
 ちょっと前までこの本を読んでいました。日本もバブル崩壊後の失われた10年間は不況に苦しみましたが、今回はアメリカ発での不況です。ただ、アメリカ発と言っても日本への影響は大きく、アメリカよりも大きく株価は下がっています。そもそも、日本は外国人投資家には信用がなく、さらに日本人の右ならえ体質では当分不況からは抜け出せないのではと思います。バブル崩壊期に仕事に就けなかった非正規労働者が失業で苦しんでいますが、これからさらに新卒が非正規労働者として積み増しされるのではと危惧します。
小泉元首相や自民党・公明党の徹底した強欲資本主義によって破壊された社会保障の元で、これからどうやって生活していくのか、普通の人生を歩むことができるようになるのか、大きな問題と思います。かんぽの宿の払い下げのように、小泉元首相と経済財政諮問会議など、それを取り巻く民間人が自分たちに都合の良いルールを作り、そのルールを利用して収益を上げようとしているのではと疑心暗鬼にならざる得ません。

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2008年12月31日 (水)

強欲!資本主義

Gouyoku 2008年ももうわずかとなりました。昨夜19時から今朝6時までは救急医療センターの当直でした。年末になるとあわただしいためか、ケガなども多くなります。それもちょっとした事が原因で。とくに主婦に増えるのはやはりやらなければならない事が多いからでしょうか。
 一見良いようでも、全く実感できなかった景気も今年には一気に悪くなり、失業される方もあふれています。バブル崩壊の時に就職できず非正規雇用で生活しておられた方にも、今回その非正規雇用さえ失った方も多いのではと思います。
 昨夜、当直の合間に「強欲資本主義 ウォール街の自爆」と言う本を読んでいました。法律さえ完全に破らなければ何をしても良い世界、自分自身のみが少しでも利益を上げる事が正義である社会・・これがすなわちウォール街の本質である事を説いています。
 この本には触れられてはいませんでしたが、この本質はグローバルスタンダードという言葉で小泉元首相が目指した社会と同質なのではと感じます。強者はより強く、弱者はより弱くなる社会。弱者がどれだけ苦しもうとも、経済効率からは強者優遇。・・・小泉元首相と与党の目指した社会はここに来て実現されつつあるように思います。小泉元首相は次回の選挙で引退し次男が跡を継ぐそうです。何代も世襲議員からの総理大臣が続き、議員も世襲化、これこそは今の与党のグローバルスタンダードなのかも知れません。

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2007年11月10日 (土)

財政制度等審議会

最近新聞に「財政制度等審議会」というキーワードが良く出てきます。財務省の審議会で財政の方針を決める審議会とのことです。基本的には財政の支出を抑制する答申を出すものと思いますが、その議事録の中でちょっと気にかかった部分があったので抜粋してみました。
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財政制度等審議会 財政制度分科会
財政構造改革部会 議事録
平成19年5月16日(水)13:00〜15:05
財務省第3特別会議室(本庁舎4階)
一部分だけ切り出すと、本来の主旨からずれることもあるので、その発言全文を出します。
岩 崎 慶 市 委員:(株)産業経済新聞社論説副委員長 (産経新聞を発行)
「〔 岩崎委員 〕 最近の医療制度改革というか医療問題の議論を聞いていると、どうも感情論に流され過ぎてはいないかという感じがするわけですね。それは人の命にかかわることですから、当然、感情的になるのはよくわかるけれども、例えば夕張の問題にしろ、夕張から総合病院がなくなってしまう、これは大問題だと。そうすると、みんな同情を買うわけですよね。だけど、隣の病院、隣の町に総合病院があれば、そこまで通ってもいいのではないのと。ナショナルミニマムから見ても、そんな問題なのかという気もするわけですよ。あと、一方では過疎地の医者がいなくなると。今、片山さんからもお話がありましたように、県の総合病院とかそっちの方に医者をどんどん吸い上げているんですかね。」
議事録は http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/gijiroku/zaiseib190516.htm
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確かに近くに総合病院があればそれでもいいのかなと思い、隣町の総合病院までどのくらいかかるのか調べてみました。これはgoogleのルート検索を使いました。
夕張駅から一番近くの総合病院に午前に受診するとして、公共交通機関では
1)JR石勝線・千歳行 乗車
7:08 夕張 発     8:07 追分(北海道) 着
2)次に乗り換え(待ち時間が長くて)
JR室蘭本線・岩見沢行乗換
9:06 追分(北海道) 発     9:28 栗山 着
栗山駅からはもし徒歩であれば15分とのことでした。JRの時間だけでも約2時間20分です。
午前中には次は8:30夕張駅発追分乗り換え11:39栗山駅着があるのみでなかなか隣町への通院も大変です。車の運転がままならない老人、もしくは厳しい冬の間は総合病院にかかる必要はないのでしょうか。田舎の人間は必要があれば(たとえ通院に片道2時間30分かかっても)隣町の病院にかかればよいと思っているのでしょう。
やはり地方を切り捨てるというのは、政府の共通認識なのかも知れないと疑ってしまいます。
また、この発言にお名前の出てくる片山さんというのは片山善博前鳥取県知事のことです。

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2007年10月 4日 (木)

官邸崩壊

自宅の近くにできたデパートに紀伊國屋書店ができたので昨日行ってきました。広い上品なイメージのフロアーに多くの書籍がありました。表紙を見ているだけでも飽きません。
何冊か購入してきましたが、昨晩一気にこの本を読みました。
Kantei
まだ、安倍前首相は辞職したばかりで非常に生々しい内容です。この本では政権の瓦解を予測はしていますが、まだ総辞職する前に出ているため、総辞職直前で話は終わっています。しかし著者はその後を確信して書き上げたのでしょう。
新聞・TVニュースでは極めて表面的にしか見ることのできない政治家の素顔・性格を窺い知ることのできる非常に興味深い内容です。
このドラマがフィクションではないことにただただ驚きます。

 この先も、日本の政治は混沌としています。ただ、きっと社会は良くはならないだろうといった虞とも確信ともつかない、予感のようなモヤモヤがあります。

 見栄えと本当の資質・・・見抜くことは困難なことです。

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2006年2月23日 (木)

堀江メール問題と4点セット

 

新聞の政治欄は堀江メール問題でにぎやかです。オリンピックも日本人選手に関しては今ひとつ盛り上がりに欠ける上に他にあまり話題がないためか、政治の本質とはかけ離れた「堀江メール問題」が政治の中心になっています。ライブドア事件、米国産牛肉再禁輸、耐震強度偽装問題に防衛施設庁談合事件を加えた「4点セット」・・・これらは生活に直接関係するよほどの重大事と思います・・・で民主党が政府を強力に追求するのかと思っていたのですが、問題を矮小化する「堀江メール問題」を持ち出して、すっかり政治の中心がそれてしまったような気がします。自民党と民主党の2大政党が緊張感を持って切磋琢磨するはずが、あまりに野党の質が悪すぎていいように遊ばれているようにしか見えないのは残念なことです。
 さらには、4月から健康保険の制度が変わります。知っていますか?。高齢者を中心に負担はさらに上昇することのなります。かなりの方が困ることになると思うのですが、マスコミもあまり取り上げません。高齢者の負担が増え保険での負担が減ると言うことは、高齢者医療を一部負担している企業の健保組合の負担を抑制することになります。マスコミはいろいろな企業の負担で成り立っている私企業ですからやはりあまり取り上げないのでしょうか。今回の制度改革のキーワードは財政負担の抑制です。ただし、これからの高齢少子化社会のなかで制度を維持していくためには、これも仕方のないことと思ってしまいます。
 
DSC_0880写真は富山市猿倉スキー場です。
夕方に大沢野へテニスに行った時に寄りました。(20:30頃)10~20人程度が滑っていました。
周囲はもうほとんど雪はないのですが、この斜面だけは結構雪があります。昔からこの斜面には雪が降るのです。
 

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